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Q. マクロで,「平成」とか「昭和」などの元号を入れたり,英語表記の曜日名などを入れたいのですが。
A.
秀丸が標準で用意している「日時の挿入」というコマンドもマクロでしたが,和暦や西暦による日付を入れることも,マクロで実現できます。こうした場合,基本的に次の3ステップが必要になります。この3ステップを踏まえれば,どんなスタイルの日付&時刻表示にも対応できるはずです。
1.日時変数(date,time)から,年,月,日,曜日,時,分の成分を取り出す。
このマクロをマクロ登録し,DATETIME.MACの代わりに,「CTRL+1」(秀丸のデフォルト設定)に「キー割り当て」すると,「CTRL+1」で従来の「95/11/25(土) 15:35:53」ではなく,「平成7年11月25日(土曜日) 15時36分08秒」がごく簡単に入力できます。
まず、和暦(平成や昭和などの元号で年号を表す歴)で表記する年月日の例です。
2.希望する形式に変換する(ここがポイントです!!)。
3.挿入する。
以下が,例3 日付挿入マクロ1(和暦/date1.mac)です。
//1.日時成分取得
$Year = midstr( date , 0 , 2 );
$Month= midstr( date , 3 , 2 );
$Day = midstr( date , 6 , 2 );
$Week = midstr( date , 9 , 2 );
$Hour = midstr( time , 0 , 2 );
$Minu = midstr( time , 3 , 2 );
$Sec = midstr( time , 6 , 2 );
//2.変換(西暦年を元号に)
$jYear=str(val($Year)-88);
//3.挿入
insert "平成"+$jYear+"年"+$Month+"月"+$Day+
"日("+$Week+"曜日) "+$Hour+"時"+$Minu+"分"+$Sec+"秒";
endmacro;
[関連項目] 「コツと用例−文字列関数の定石」、「コツと用例−日付形式の変形法」、「リファレンス−文字列関数」
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