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挿入の基本の基本

Q. 編集中のテキストへ文字列を挿入する動作は使用頻度のたいへん高いものです。文字列の挿入の基本からまとめてもらえますか。

A.  挿入は英語で「insert」ですね。マクロ文でも「insert "XXX";」と書けば、XXXを挿入する動作を行います。もっとも基本となる挿入例をいくつか示します。

●文字列挿入の基本の基本
 文字列をカーソル位置に挿入するには、insert文を使い、パラメータに挿入したい文字列を指定します。文字列はダブルクォーテーションマークで囲みます。文字列「ABC」を挿入する例を次に示します。

  insert "ABC";
 

 実行後にカーソルは挿入文字列の末尾に移動します。カーソルを移動させたくない場合には、insertfix文を使います。

 insertfix "ABC";
 

 カーソルの後に「ABC」が挿入されているはずです。カーソル移動以外は、insert文とまったく同じ使い方ができます。この2つのマクロ文は、編集モードが上書き/挿入に関わりなく、文字列を挿入します。

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