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タブの挿入

Q. 目に見える文字ではなく、キーボードの[タブ]キーを押して入力する<タブ>はマクロで挿入できるのですか? タブは画面で見る限り、位置によって幅が異なったりする「不思議な文字」なんですが。

A.  画面上ではソフトがタブの幅を調整しています。コンピュータにすればタブもその他のアルファベットなどの文字と同じ「単なる1つの文字」です。以下に具体的な使い方を示します。

●タブを含む場合
 タブを挿入する方法には次の3つの方法があります。各自の使いやすいタイプを選んでください。各方法と、文字列「ABC<TAB>EFG」("ABC"を入力した後でタブキーを押し、さらに"DEF"を入力する)を挿入するマクロ例を順に示します。一般的には(1)の方法がよく用いられます。つまり、タブを挿入したければ「\t」を挿入するわけです。

(1)パラメータ文字列中に「\t」を指定

  insert "ABC\tEFG";
 
「\t」の\もtも半角です。また、tは必ず小文字でなければなりません。「\T」ではタブ文字を表現したことになりません。

(2)文字コードの直接書き込み

  insert "ABC\x09EFG";
 

(3)char()関数の利用

  insert "ABC"+char(0x09)+"EFG";
 

 なお、文字コードを指定する数値として10進数と16進数が使えます。10進数はそのままの数値を、16進数は数値の前に「0x」を付加しますが、大文字と小文字の区別はありません。文字コードやchar()関数を使った挿入では、2バイトコードの文字を指定することもできます。

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